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韓国・社会的企業の現地調査と日韓学術交流シンポジウム(調査ツアー)

 韓国は、2007年7月に社会的企業育成法を施行しました。それは、社会的弱者(必要な社会サービスを市場価格で購入困難な階層)に社会サービスまたは就労を提供し、地域住民の生活の質を高めるなどの社会的目的を事業によって達成していこうとするものです。これは1990年代の前半に貧困地域に起こった生産共同運動と自活支援事業、さらには1997年通貨危機以降の失業克服運動及び社会的な働き場所の創出という流れのなかで生まれた一つの社会実験だと考えられます。したがって、現況は、政府主導と市民主導とが混在しており、また、社会サービスの公共性がどう担保されているのか、「最低生計保護」との関連はどうなるのかなど、数々の課題を抱えているものと察せられます。とはいえ、既に、昨年は労働部に認定された社会的企業が36誕生しております。西欧の社会的企業(ソーシャル・エンタープライズ)や事業系NPO、さらにはコミュニティ・ビジネス、協同組合との違いなども興味があるところです。
 このたび現地にて、社会的企業の仕組みと現況を調査ツアーを企画しました。さらに、韓国希望製作所の協力を得て、この社会的企業を支援するインターミディエイトの団体(希望製作所、失業克服財団、社会投資支援センター、)にも訪問します。また、その幾つかの団体と共同して韓日シンポジュウムを企画しております。この訪問を機会に社会的企業(経営)についての日韓共同研究を進めていくきっかけにもなると考えておりますので、ぜひご参加いただければと思います。

日程:2008年8月19日〜23日
訪問先:大韓民国・ソウル、忠清北道
募集人数:25名 ※募集人数を超えた場合、お断りすることもありますので、予めご了承下さい。
参加費:150,000円(飛行機代約70,000円)
(宿泊、移動バス、資料代等すべて込み。東京以外から出発する方は飛行機代を差し引いた金額となります。)
参加申込み締切り
:7月25日必着

主 催
: 日本希望製作所

詳細日程
19日(火) 午前: 羽田空港出発
お昼: 「敷居の低い食堂」で昼食(希望製作所のバス利用)
午後: 失業克服国民財団、タソミ財団、楽しい文化学校教師会等
夕方: 幸福分かち合い財団、SK社会貢献チーム
20日(水) 午前: 希望製作所
午後: 美しい店、美しい工房、社会投資支援センター
21日(木) 午前:忠清北道鎭川郡へ移動、世王酒造(小企業発電所支援企業)
午後: 寶城宣氏宗家訪問(小企業発電所支援企業)
22日(金) 午前: (株)白頭食品訪問、ソウルへ移動
午後: 日韓学術シンポジウム、終了後崇実大学社会的企業アカデミー修了者(韓国の代表的な社会的企業家)との交流会
23日(土)   午前: まとめ(希望製作所において)
午後: 地域広報センター、仁寺洞散策 空港へ



プログラムについて
1. 韓日シンポジュウム

22日に予定されている韓日シンポジュウムでは、韓国でも代表的な組織である、(財)失業克服国民財団、(財)希望製作所 小企業発電所と共同で開催することになっています。韓国側からの報告は、「社会的企業育成法」施行1年間の経過と現況、また韓国企業のCSRの取り組みなどが予定されています。また同日の交流会では、韓国における社会的企業として認定された代表的な組織の人たちと交流する時間を設けています。
韓日シンポジュウムと交流会は、今回の調査が一回だけのそれに終わらず、継続的な研究と議論へと繋げていくための場として設定いたしました。
報告者等、詳細のプログラムについては、追ってお知らせいたします。
2. 訪問先
 中間支援組織、社会的企業に認定された企業、また、小企業発電所が支援する企業を訪問いたします。代表的な中間支援組織や社会的企業の認定企業を訪問することによって、韓国での社会的企業の現況を知ると同時に、小企業発電所の支援する企業を訪問することによって、地方の小企業やコミュニティの状況が見学できます。
3.そのほか
 希望製作所が行政自治部から委託され運営を行っている「地域広報センター」や、「敷居の低い食堂」(有機食材を使った食堂:自分の懐ぐあいに合わせて支払うシステムになっている)など、ユニークな取り組みを行っているところも訪問いたします。

*社会的企業 認定企業
(財)ダソミ財団:低所得層に無料・有料で介護サービスを提供、シングルマザー等、女性家長をヘルパーとして育成(250余名雇用中)
(財)美しい財団 美しい店:リサイクル回収及び販売(200余名雇用中)
社会福祉法人 We Can:重度障害者雇用最高級有機農クッキー製造及び販売(60名雇用中)
世宗障害自動後援会 障害児童統合支援センター:障害児、障害者家族支援作業(54名雇用中)
(株)白頭(ペクトゥ)食品:脱北者雇用のモデル、楡冷麺、 蒸しパン製造
(株)共に働く世界:清掃、衛生管理サービス事業→未来イーエヌティ―と共に働く世界は、福祉部自活事業団から社会的企業へと認定を受けた事例
(株)ノリダン(遊び団):文化芸術分野の社会的企業、ハジャ(やろう)センターから設立、文化創作者、企画者が集まったパフォーマンスグループ 
(株)Com-win:廃棄コンピューターリサイクル事業 
(株)バリの夢:ロシア沿岸州などの高麗人同胞の農作物生産、販売、東北アジア平和連帯が母体団体
(株)我々がつくる仕事と未来:歴史文化、美術、エコ教育を中心とした旅行と教育サービスの提供、主に高学歴の主婦層を雇用:(社)女性がつくる仕事と未来が母体団体
有限会社愛のお弁当:欠食児童へのお弁当提供
(株)イジャン:農漁村地域開発事業、コンサルティング分野

*小企業発電所支援企業
寶城宣氏(ポソンソンシ)宗家:伝統的な手法でつくる、みそ、醤油、コチュジャンを製造する忠清北道の地元企業。
かやぶきの家屋は国家民俗資料として指定されている。
世王(セワン)酒造:1925年に創業した薬酒 忠清北道のマッコルリの店。当時日本人によって設計された建物は、文化財として指定されている。

申込み方法
参加ご希望の方は、下記項目を明記の上、メールもしくはファックスにてお申込みください。
1. お名前
2. ご所属
3. ご住所
4. お電話番号(携帯可)
5. 出発地

※パスポート、ビザなどの準備は、ご自身で事前にお済ませください。

※お申込みをいただいてから、折り返し集合場所、宿泊など詳細なご案内お送りいたします。

問い合わせ先
日本希望製作所
担当:桔川純子
〒104-0061 東京都中央区銀座4-14-11 七十七ビル3F
TEL/FAX 03-6410-5915
メールアドレス
hopemaker@hopemaker.org
ファックス:03-6410-5915




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